斉藤リョーツさん宅の外壁リフォームの施工事例
斉藤リョーツさん宅のリフォームをレポート!
以前に斉藤リョーツさんのお宅を診断しましたが、その後リフォームにまで発展しました。その間、私に様々な相談をしたり、リフォームローンを組むために銀行に行ったり、色々大変だったようです。今回はリフォームのための足場を組むところまで来ましたので、斉藤さんの3階建てのお宅にお邪魔して進捗状況をレポートしました。
足場を組むとわかるのは、「どこでも自由に行ける」ということです。齋藤さんのお宅では、防犯センサーライトを設置しました。暗くなって人が入ってこようとすると自動でライトが点くというものです。泥棒は光を嫌います。これは普通の現場ではあまり使われていません。今回の工事はプロタイムズ総合研究所の「現場革命チーム」にお願いしているのですが、こちらのオリジナルサービスで設置されたものです。
昼間でも、日曜日などは現場もお休みです。お家の方も「今日は誰も来ないから出かけよう」ということになります。するとヘルメットを被った泥棒が足場から侵入したりするのです。建設業を偽装すれば、マイナスドライバーなどを持っていて警察に職務質問を受けても捕まらないのです。
「現場革命チーム」では、泥棒の侵入を防ぐためにお揃いのベストなどを着ていました。服装で現場に出入りする人を見分けるわけです。
現場では進捗状況を逐一知らせる看板なども設置され、ご迷惑をかけるご近所さんにもわかりやすいよう配慮がなされていました。これも他社ではなかなか見られません。ちょっとしたことで周りの人の反応は違ってきますので、ぜひ普及してほしいものです。
今回の外装リフォームは、一級塗装技能士の竹屋さん(現場革命部課長)が担当してくれました。竹屋さんによれば、「斉藤さんのお宅のようなサイディング外壁には継ぎ目にシーリングが充填されています。下塗りをする前にはシーリングを打ち替えたり、増し打ちしたりする下地処理という作業があるのですが、これは下塗り、中塗り、上塗りが終わると隠れてしまい、仕上がった後ではどのように行われたのかわかりません。しかし、下地処理が実は一番大事なのです」とのことでした。5~10年経った時に差が出て来ますので、きちんと作業してくれる業者さんに依頼することが大事です。
竹屋さんは「塗り替え交換日記」というシステムを独自に採り入れており、今日行った作業や気になった点などを記入していました。それを斉藤さんに渡し、斉藤さんの方で気になる点があればまた記入して返す。現場の人と毎日顔を合わせるわけではないので、これはありがたいですね。現場に居合わせなくても、作業内容を知ることができる。斉藤さんも「大変安心できる」とおっしゃっていました。
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- [コラム著者]矢野克己
- 一般社団法人市民住まい向上委員会代表理事、「住まいのトラブルバスター」(ラジオ日本)パーソナリティ。主な経歴として建設業界30年、建物診断約7,000棟以上、施工実績約4,000棟、セミナー・相談会等の講演や研修等実績300回以上。
市民住まい向上委員会とは「防犯・防災・住宅性能の向上等を一般市民に対し普及、支援活動を行う」事を目的として活動する非営利団体で、安全で安心して暮らせるような住まいの実現を目指し、啓発活動やセミナー講演、イベントなどを行うだけでなく、相談会・メール相談・面談なども行っております。