イベントの現場でも活躍する無線“SmaTalkⅡ”
防水機能も完備!
<前回の続きです!>
斉藤 どうしてこのような無線を開発しようと思ったのですか?
安藤 弊社は元々、余所のメーカーから無線機を仕入れて販売する会社だったのですが、お客様の声を聞いて「こういう物があったらいいのに」という要望に応えようとしたら、最終形がこのSmaTalkⅡ(スマトークツー)になった、ということですね。
斉藤 株式会社城山は様々な事業展開をなさっていますが、雷を事前に探知する機械もあるそうですね。危機管理、防災の研究開発をなさっているわけですから、この無線を開発したのは自然な流れかもしれませんね。
矢野 私としては、この無線を一人暮らしの高齢者の方に持っていただきたいですね。各自治会には防犯部がありますから、そこでも一つ持っておいて、いざという時に高齢者を助け出したり、安否の確認に使っていただけると良いと思います。
斉藤 この無線は様々な場面で需要が生まれそうですね。防災以外に使っている方もいるのですか?
安藤 はい。例えばイベントの現場では、素晴らしい出し物があっても伝える術がなければ意味がありません。我々は国体やマラソン大会にも協力しておりまして、SmaTalkⅡは連絡用に使われています。もちろん緊急時にも活躍します。
斉藤 防水機能も付いているんですね。
安藤 水深1mに30分浸けても平気です。
斉藤 野外のイベントでも大丈夫ですね。私は海で運営の仕事をすることも多いので、無線を防水ケースに入れて使っていますが、トランシーバー一つでも非常に大事な役割を果たしますよね。
安藤 おっしゃるとおりです。
斉藤 家族の安否確認一つ取っても、アクセスする手段は色々ありますが、こういった無線は一番頼りがいがあるのかもしれませんね。
矢野 無線も大事、家も大事です!
斉藤 確かに、バランスを取りながら少しずつ防災に励んでほしいですね。安藤さん、ありがとうございました。
バスター矢野のワンポイントアドバイス
長期休暇の季節になると一家でお出かけすることも多いのではないかと思います。その場合は空き巣に気を付けましょう。以前にもご紹介しましたが、まず新聞・郵便物を止めること。そして、留守番電話にしないこと。不在がばれてしまいます。
ガレージのシャッターを開けっ放しにしている人もいますが、車がなければ「不在だな」と見当を付けられてしまいます。シャッターは下ろしておきましょう。それから現金、キャッシュカード、クレジットカードは家に置いておかないように。もしものことを考えたら、置いておくべきではありません。どうしても置いておかなければならない場合は、バラバラに保管しましょう。まとめておくと見つかった時に一気に持って行かれてしまいます。家を空ける時は準備万端で出かけてほしいと思います。長期休暇の時に限らず、普段から気を付けておけば防犯対策も習慣になります。
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- [コラム著者]矢野克己
- 一般社団法人市民住まい向上委員会代表理事、「住まいのトラブルバスター」(ラジオ日本)パーソナリティ。主な経歴として建設業界30年、建物診断約7,000棟以上、施工実績約4,000棟、セミナー・相談会等の講演や研修等実績300回以上。
市民住まい向上委員会とは「防犯・防災・住宅性能の向上等を一般市民に対し普及、支援活動を行う」事を目的として活動する非営利団体で、安全で安心して暮らせるような住まいの実現を目指し、啓発活動やセミナー講演、イベントなどを行うだけでなく、相談会・メール相談・面談なども行っております。